私が織り物を初めて学んだのは、女子美術大学です。
そこで教材として与えられた繰絖通しは当時は何も考えずに
当たり前のものとして使っていました。
ですが使い込んでいくうちに指をかけて使えるこの繰絖通しはとても使いやすく安定感のある通し心地を感じるようになりました。
大学を卒業し、あれからうん十年。現在に至るまでこの繰絖通しは私の織り作業には欠かせない大切な
道具の一つになっています。
手織りを教えるようになった時、生徒さんの1人に私の繰絖通しと同じものをプレゼント しようと思い、母校に聞き、メーカーに問い合わせてみました。。
しかし・・・残念な事に今は製造をしていないという事だったのです。
現在手織りを高機でなさっているほとんどの方は針金のような1本のタイプか、
木製やプラスチックの持ち手がついたタイプの物をお使いになっているのではない
でしょうか?安価ですが曲がったりクセがついたりしやすくないですか?
そこで、私はどうにかしてこの使いやすい繰絖通しを私の生徒さんに使って
頂きたかったので、何とか同じものを作れないかと思い、知り合いの金属作家さん
に依頼してみました。
少し時間はかかったのですが試作と試行錯誤を繰り返して貰った結果、ようやく
この度、私のものとほぼ同じ物が出来上がりました。
慣れてくるとスイスイと糸が通る感覚を実感することでしょう。。
織り人の質の高い手織りライフの為にぜひ、1本いかがでしょうか。
(長さ約23cm 丸の直径約2.3cm~2.5cm)
(主に綿番手~毛番手の金繰絖に通ります。
絹繰絖は先端部分5cm以内まで通せます。
糸繰絖の場合はひっかけないようにご注意下さい。)
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